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売主と連絡がつかない状態での太陽光発電の設備認定の名義変更

中古の戸建てを購入するも、売主と連絡がつかなくなり太陽光発電の設備認定の名義変更に必要とされる書類が用意できなくなった場合の、名義変更の記録。

*売電契約の変更
売主と連絡がつかないので、現在の売電先である坊ちゃん電力に相談。
坊ちゃん電力では必要な情報が無く対応出来ない。関西電力に相談せよとのこと。
(売電先は坊ちゃん電力であるが、売電の配線は関西電力の送電線につながっており関西電力は売電の接続に関する詳細情報を持っているから、とのこと)
関西電力と相談するに際して必要となる情報(設備ID、地点特定番号など)を教えてもらう。

関西電力に相談。上記の事情を説明したところ、関西電力への売電契約申込書を送っていただく。記入して返送。これにより売電の代金がこちらの指定口座に振り込まれ始める。

*FITポータルサイトのアカウント作成
FITのポータルサイトにて登録者のアカウントを新規作成。
(3日後)設備IDを元に現在の事業者のアカウント情報を問い合わせ、IDと仮パスワードを入手。
事業者アカウントでログイン、紐づけられている登録者アカウントを上記で新規作成したアカウントに変更する。

*設備認定の名義変更
売主と連絡が付かないので、以下の書類を準備して、登録者アカウントで変更申請をおこなう。
-売買契約書
-買主の住民票の写し
-買主の印鑑証明書
-書類不足に関する理由書
-------理由書内容ここから--------
本件の太陽光発電設備は設備申請の現名義人である○氏の死亡に伴いその弟である△氏が相続し、さらに△氏から本申請人である□が譲り受けたものです。
本来、前述の相続および事業譲渡としての事業者名変更が必要なところ、譲渡元の△氏に連絡が全くつかない状態となっており、△氏にて準備していただくべき各種書類が用意できません。
つきましては、以下の書類にて○氏から□への事業者名変更を受理していただきたく、よろしくお願いいたします。
-△氏から□への不動産売買の契約書
-□の住民票の写し
-□の印鑑登録証明書
日付
□の住所
□の氏名
-------理由書内容ここまで--------
(なぜか)事業者アカウントが新たに生成される。申請は新事業者の承認待ちになるので、新事業者アカウントでログインして承認する。

(1ヶ月後)補正指示あり。以下の書類を準備。
-建物の登記事項証明書(所有者が□に変更されたもの)
-電力受給契約のお知らせ(関西電力との売電契約締結後に郵送されてきたもの)
登録者アカウントでログインして補正。新事業者アカウントでログインして承認。

(2週間後)補正指示あり。以下の書類を準備。
-(物件の住居表記と地番が見た目異なるため)住居表記と地番の対応を説明する市町村発行の書類。区役所に問い合わせると発行不可との回答だったので、ゼンリンのブルーマップのコピーで代用。
登録者アカウントでログインして補正。新事業者アカウントでログインして承認。

(3週間後)申請受理。

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未承認 2025年12月16日(火)00時34分 編集・削除

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未承認 2025年12月16日(火)15時26分 編集・削除

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